2023年11月15日水曜日

2023-1115-雑感

意思疎通が難しくてトラブルが多い人の対応をした。

実際の話、去年の着任時から抱えていた問題ではあるが、去年はそれ以上にややこしい案件があり、事実上なあなあで先延ばしにしてたところである

本人曰く、私がこういう状況なのはあなた達(=俺ら)の配慮が足らないからです、という主張なので、なあなあ対応では埒が明かない

したがって8月から、いつ、どのような言動があったのか、どういう対応をしたのか記録し、それらの根拠が集まりつつある時期に職場で不規則発言があったため、いよいよ対峙するときが来てしまった。

面談に当たっては職場の人事担当、ハラスメント担当にも相談の上、この状況ならここまで主張してよし、の判断を頂いた上で面談を行った。

当初は反論が来ることを想定し、正論で押す展開を予想していたが、結果的に面談は非常に穏便に進行し、不規則発言や普段の立ち振舞について本人は非を認め、反省していただくことができた。いわゆる肩透かしである。しかしこういう案件は肩透かしくらいでちょうどいいのだと思った。

うまくいった原因は正直分からない。勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし、の言葉があるように、不思議な勝ち方(今のところ)をした印象である。

成功した要因の一つに、相手の立場に立って発言したことは多少なりとも影響したかもしれない。有り体に言えば「あなたの立ち振舞は正直誰も理解出来ない」と言いたいところを「今、あなたと我々では、一つの物事に対する解釈が大きく違うように思います。それでは業務上の指示も正確に伝わらないし、その状況ではお互い仕事もできないですよね」くらい相手を刺激しない言い方を選択した。

今回の面談を受けて、本人が改心し滞りなく業務が行えるようになれば嬉しいのだか。