■前口上
この目で見ておきたい廃墟があって、弟kと行くことに。
結果から言うと、こういう旅もありやなあと思いました。
さて、どんな旅だったのでしょうか。
■俺とマラカス
この計画を実施するに当たり、不穏な動きをするヤツが現れました。
台風16号、マラカスです。
4日前に発生し台湾へ向かうも、17日には九州に近づくとのこと。
このことからフェリー会社も17日から20日までもキャンセル料は無料という対応でした。
散々悩んだ末、雨もまた旅の醍醐味と言い聞かせてフェリーに乗り込みました。
フェリー乗り込み
迫力のトラック
ビールが激旨
ビールおかわり
夕日
はためく日の丸
出港。さらば大阪
明石海峡大橋をくぐる
■俺氏、豪雨に敗北す
定刻通り新門司港に到着。路面は濡れているも雨は降らず。
集合場所までの道中で小雨になりカッパ登場。
小雨の中、集合場所到着です。
弟k到着
しかし弟kと合流した途端、結構な雨に。
しばらく考えて「イケるトコまで行く」ことにしました。が。
南下するにつれ強くなる雨。
カッパのお陰で濡れずにいてますが相当視界も悪い。
ある交差点で止まった時、あまりの雨で周りの視界が消え、信号もぼんやりとしか見えず。
見えるのは隣にあるコンビニの明かりだけ。
コンビニ駐車場に避けて落ち着いて周りを見る。
路面は水没してる。Ninjaはゴボゴボ言い出す。ヘルメットの隙間という隙間から水入ってくる。
俺:「これは・・・死ぬねえ」
弟:「うん」
バイク旅は断念。
帰りは対向車に水バッシャーン!を2回やられて、全身ずぶ濡れ。
恨めしや、マラカスの前線(AM9時頃)
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一旦弟のアパートに帰り、今度はハスラーで目的地に向かいます。
■豪雨再び
先ほどと同じ地点から雨が強まり、豪雨に。
クルマにしてホント正解。
この後は日田市→阿蘇山。
阿蘇山も曇って何も見えず。単に通っただけでした。
熊本から高速で「えびの」まで行って、曽木の瀧に到着。
地鳴りがする!
さすが東洋のナイアガラ
そして今回の目的地、曽木発電所遺構に到着。
はあ、遠かったよ。
やっと見ることができたよ。
意外と近くで見ることができましたね。
ここから宿に向かうも、県道48号が極めて険道。
酷道425号よりほっとかれた感があり、誠に香ばしい。
ハスラーがワシワシ峠を登る姿は感動モノでしたね。
■翌日
・本日のコース:長島→フェリーで天草諸島(下島→上島)→三角半島→弟邸→新門司港
宿のスタンダードな朝食がものすごく美味しい。
長島の国道389号が絶景。次はバイクで走ると誓う。
蔵之元~牛深のフェリー乗り場にて
潮が高い上に台風が近づいて、
水面は地面とほぼ同じ
小雨降るフェリーの甲板にて。
ええ年のおっさん二人が車で旅してるって絵面、キツいね。
牛深に到着。
この後は天草の海岸沿いを走り三角へ。
夕方には弟邸に到着。支度して新門司港へ向かいます。
新門司港にて。雨がぱらついて来た
件のマラカスは徐々に近づいてきている。
瀬戸内海は雨が強かった。
海の上は嵐ですが、私が帰るので関西圏に警報は出ません(ホンマ?) pic.twitter.com/FpB6gZuyPy— Osomix (@Cyoi_Dame_Oyadi) 2016年9月19日
マラカスが接近していることもあり、予定より30分速く南港到着。
雨は普通だが昼頃関西最接近とのことで、カッパを着込む。
南港から家までは高速で帰る。枚方~京田辺付近で豪雨に晒されるも、幸い帰宅時は雨はやんでおり、単車を一気に片付ける。
家に着くと息子達がいた。警報で休校とのこと。
荷物を解いてフロはいったころ、台風がやってきた。
こうして俺のツーリングは、マラカスの来訪と共に終わった。
■考察
・今のカッパはコーナンの安物だったが、大概の雨は防げたことは評価される。
しかし今後のために良いものを買うべきだと思った。
・天草諸島は良い道が多い
・フェリー楽しいよ、フェリー
・名門大洋フェリーのツーリスト(2等洋室)が快適。
耳せん+アイマスクを併用すればぐっすり眠れます。