去年GPS付きスマートウォッチを買った。犬の散歩ログ、睡眠の深さなどを測れたので重宝したが辞めることにした。
歩数計と心拍ロガーで消費カロリーを出してくれるのはありがたかったが、「ログを採るためにつける」が身につける一番の理由になったとき、腕時計ってそういうものか?と思うようになったからだ。
細かいことを言うとGPSの測距がスマホやサイコンと微妙に異なる点もしっくりこなかった。俺の家からはA駅、B駅という最寄り駅が2つあって、スマホやサイコンで計測するとB駅のほうがA駅より少し近い。しかしスマートウォッチだとA駅のほうが近い結果となる。これは10回以上計測した結果である。双方の計測精度の差なのだと思うが、直感的にもB駅が近い(歩く時間が短い)から、この違和感はどうしても拭えなかった。
ここまでの話は機能面であるが、一番大きな理由はワクワクしないことだった。
つけている理由はログのためで、ガジェット的にイマイチ感があった。多機能であるが故、全方位的に中途半端という感じが否めなかった。これがApple Watchなら違ったかもしれない。
一方、SPEEDMASTERやG-SHOCKを身につけて感じるのは信頼感だ。いつもそこでしっかり働いている。ちらっと左腕を見る時の安心感は桁違いだ。
こういう感想を持つのは俺が時計にロマンを求めるからであり、スマートウォッチが悪いわけではない。嗜好が異なるだけだと思う。スマートウォッチは機能としては十分なものだし、よくこのサイズにこれだけの機能を詰め込んだものだと感心する。ただ、今の俺には粛々と時を刻む時計のほうがしっくり来たということだ。
しばらくはG-SHOCKを愛でようと思う。